一般社団法人 日本写真作家協会 Web写真展  Japan Photographers Association

2012年12月13日掲載





杉本 旭
Akira Sugimoto


No.1051


京都外国語大学英米語学科卒業
数年の社会人生活の後フットヒル大学で写真を学ぶ
帰国後からスポーツ写真をはじめる
平成20年頃より風景写真を再開
現在スポーツと風景の二刀流

JPS展、JPA展、視点、日本写真文化協会展、東京写真月間
など入賞入選多数

日本光画会会友、日本写真協会会員、2011年よりJPA会員



豊田を貫通する大河矢作川。私の小学生時代、物心ついたころの自宅から小学校あたりの昭和の情景とオーバーラップする情緒の残る矢作川中上流部。トヨタとして通るそのイメージは自動車の町。刈谷、安城その他三河南部へ繋がる豊田市南部の平野の工場地帯のイメージである。平成の大合併により豊田の多くは松平と平戸橋より始まる三河の中山間部となった。今回の写真は、6枚を除き全てがこの地域のものである。

その矢作川中上流域。勘八峡、広瀬から小渡の間の矢作川の普段は、田舎を走る単なる太い溝ぐらいで素っ気ない。元々持っている少しレトロで昭和な情緒が時節柄や天候により局面的に、また局部的に本当の潜在する情緒が現れる。

いくら有ると言ってもやはり局面的、局部的なのであるが、それが、開発された工場地帯には無い三河の前時代性とほぼ同意語であるのに気づく。いまは見られることの希な情緒。それが生き残っているので古三河と記すことにする。生き残っている昭和情緒と古三河。派手な部分の一切無い地味な田舎と前時代の共通性。わたしの心の中では同じ物であると改めて認識した一年だった。72枚中60枚が2012年になってから撮ったもので、今年の新しい目で確認と検証をした。

いつも、何故か妙に懐かしい子供の頃に見た景色をドライブするたびに感じていた。それが豊田市のこの地域の核心ではなかったかと思い、撮影と編集を進めた。



 豊田の懐 昭和と古三河の残る矢作川の一年
    A year round of Yahagi River,
    the presence of the preceding generation and old Mikawa localities

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